どうも私は女の子のくせに小さい頃から冒険好きで、
男の子に交じって「からすうり」を取りに山に登ったり、
古い防空壕を見つけだして秘密基地にしたりしていました。
大人になった今でも、知らない道やほとんど無名の遺跡なんかを探索するのが大好き。
良く遊ぶ友達も同じように知らない道を開拓するのが好きなので、
秘境を探しにちょこちょこと出かけています。
わき道に入って、全く見知らぬ山の上や畑の中に出ちゃうことも数知れず。
でもいずれどこか大きい道に出てきて、
「えーっ、この道ってここに繋がってるんだぁ」
って時は、何だか嬉しくなっちゃいますよね。
このお休みは天気が良いので、
お日様大好き少女(?)の私はどこかに出かけたくてうずうず。
早速その友達と、良く行く海辺にまったりしにでかけたのだけど、
その日は浜辺の先の岩がごろごろしている岬が気になり、そっちに行ってみることに。
車で行けるぎりぎりまで行ってみると、
その先は数年前の台風の影響で道が所々海に崩落して無くなっています。
そんな道を目の前に、がぜん冒険王魂が燃え上がっちゃいました。
なんとか残っている道を辿り、崩れて崖になっている所は山側の樹の間を通り、
小高い山の上にたどり着くと廃バスがポツリ。
これいつから放置されてるんだろう…。
そこから道は一気に下り始め、海が見えてきました。
坂を越えた向こうに突然海が見えるのって気持ちが良いですよね〜。
吹いてくる風も潮の香りがします。
すっかり下るとそこは広い浜辺になっていました。
良く見ると遠くにうっすらと島影が。
九州の国東半島だそうでビックリ!
そこからさらに岬の先に進むと、岩の上に小さな灯台がありました。
なんと、ここはその友達と12年前に来たことのある場所!
以前はこの道ではなくて、別の道から来たので気付きませんでした。
その時は夜だったので、灯台から海の中の岩を照らす光の筋が
暗い夜空にすうっと一直線に延びて、それはそれは幻想的でした。
帰りは壊れた道を戻るのはやめて、思い切って海に下りて
ゴツゴツした岩場を戻ることに。
波が結構高くてザブンザブン打ち寄せる中を、足場になりそうな岩を渡って無事生還。
いや〜楽しかった♪
冒険は楽しいのだけど、一つ困るのは
思い立ったときに運動できる格好をしておかなくちゃいけないので、
お気に入りのサンダルが履けないこと…。ま、楽しいからいいか(^_^;
めぐめぐ
2007/08/12
よく遊び