「結局は何でも自分との戦いなんだな」
と、このオリンピックの期間何度も思い知らされます。
相手がすごいとか、相手より優っているかってことよりも、
自分らしさをいつもどおり出せるどうかが大事なんだけど、
それがとてもとても難しい。
自分らしらが出せてそれでダメなら
「実力不足なんだもの、仕方ないよね」って思えるけど、
自分の気持に押しつぶされてベストが尽くせなかったときの後悔ったら
ないですよね。
これってオリンピック選手じゃなくても普通に、
仕事でも、趣味でも、恋愛でも、何でもそうですよねぇ。
今回のオリンピックで自らの良さを出し切れなかった人は、
みんな引きつった顔をしているのが印象的でした。
ギリギリの時こそ自分の良さを信じて、
ただひたすら笑顔でいるしかないと思うんですよね。
昔から思うのだけど、臆病な気持って匂いがありますよね。
もちろん鼻で感じる匂いじゃないのだけど、
私は臆病な気持を持っている人に会うと必ず特有の匂いを感じます。
真央ちゃん、前に見た時より細かいところが数段上手になっています。
そしてキム・ヨナも実力十分。
彼女だって怖い気持に変りないと思います。
そして鈴木明子さん。
彼女は彼女にしかない人を惹きつける魅力があります。
安藤美姫もまだまだちょっと堅かったな。
落ち着いてノビノビ滑ればもっと良さが出てきます。
二人は今日はその良さを発揮できていなかったけど、
フリーではみんな自分との戦いに負けませんように。