昔、電話の送話口を外して、その中に入れる芳香剤がありましたけど、
あれがあった家は、ピアノかエレクトーンがあるイメージのめぐめぐです。
(なんか電話機もレースの敷物の上に載っているような)
8月11日の日記に、
「もう今年のアゲハの羽化は終わったかなぁ」
なんてことを書きましたが、なんのなんの。
少し涼しくなってきてから大量の卵が孵化し、幼虫になり、
そして現在、サナギになって10日経つものから
連日のように羽化していっています。
今朝も、2匹(2羽?)羽化しました。
羽化する前夜は、サナギの膜から黒い羽が透けるので、
「あ!明日の朝、羽化するんだな」
ってことが判ります。
うちは、猫タンが2匹いて、
普段カワイイ猫タンたちも
アゲハ蝶が羽化する時は、ギャングのような目つきで騒いで、
ケースを引っかいたり、ひっくり返したりするので、
羽化する朝は目が放せません。
(あいつら、やっぱり獣やね…)
ところで、私、いつも気付いた時には蝶が羽化してしまっていて、
羽化の瞬間を見ることができなかったので、
今朝はケースに張り付いて、
羽化の様子をじっと見守っていました。
同じ羽化でもセミの場合は、サナギから出るのも、
「うんしょ、こらしょ」って感じで、
かなり出にくそうで、
結構時間がかかるのですが、
蝶の羽化は、もう
サナギがプツッと裂けたかと思ったら、
「プルンっ」
って感じで勢い良く、全身が出てきました。
羽は、最初はくしゃくしゃ。
これが時間とともに、徐々にピンっと伸びてきます。
時々羽を閉じたり、広げたりして、
羽の先まで体液を行き渡らせます。
サナギから羽化して飛び立てるようになるまで
2時間位かかるんですよ。
でも、この手足も細くて綺麗な薄い羽の持ち主が
この間まで緑の芋虫で、もそもそ動いていたなんて!!!
本当にあんたなのかい?って感じです。
自然って本当に不思議。
そして、本当に素晴らしい!!!
まさに神の技ですね。
どうやら明日の朝、
最後のサナギが羽化しそうです。
とりあえず猫タンのいない場所に隔離して寝なくては。
●ちなみにセミの羽化の様子はこちらでご覧いただけます。megmeg
2008/09/09
よく学び