あ〜〜〜面白かった〜〜!!!!!!
以下ぼかした表現をしているものの、ネタバレも若干ありますので、
見たくない方は、気をつけてくださいね。
卓也の最後の
「でも、どうやったら今が…」って台詞が謎だったんけど、
卓也自身が「今が2007年だか2008年だか問題」にはまったってのには脱帽。
そうきましたか〜w
問題編は「どこがロマンチック???」って感じだったけど、
解決編は泣けました。
といっても、卓也&真紀じゃなくて、
正太郎→美和や亜紗子→卓也父に泣けた私って、ちょっと変?(笑)
愛ですね。愛。
犯人が明らかにされた後の、
語られていなかった「実は…」の部分、かなり良かったです。
なぜそのピースがそこにはまるのか、隙間なく納得出来ました。
犯行目的が「復讐」ってのも、
最初に正太郎が見ていたテレビで流れていた
「復讐さ。あんな奴、死んで当然さ」ってのと
ちゃんとリンクしていますね。うーーん、うなりました。
さて、私の推理。
犯人当たりましたけど、プロセスは最後の詰めが甘かったですねぇ。
「もうちょっとがんばりましょう」ってトコでしょうか。
携帯の件は、数ある証拠の一つと思って、そんなに重視してなかったけど、
携帯のことで、論理的に一人に絞り込むことが出来たんですね。
納得〜♩
今作は、これまでの安楽椅子探偵の中でも相当の出来だと思います。
拍手っ!パチパチパチパチ!!!
これからまた数年新作が見られないと思うと残念だわ〜。
次回を楽しみに斎戒沐浴精進して待っています。
最後に。
有栖川センセは「このミス」狙えるほどの作品を精力的に発表されていますけど、
綾辻センセ。
お願いしますよ。
読者をビックリさせる作品、楽しみにしてますからね〜(^.^)
しかし
「犯人は森に潜む殺人鬼。この原作者ならやりかねない」
は激笑でした。