レベル:YL4
総単語数:12,000
ジャンル:サスペンス
オススメ度:★★★★★
マークとリッキーの兄弟は森の中で男がピストル自殺を図るのを目撃する。男はマフィアが隠した死体の場所を知っており、逃げられないと観念しての自殺だった。
FBIはマークがその死体の隠し場所を自殺した男から聞いたとにらみ、マークから聞き出そうとする。喋ったら殺されると思ったマークは、弁護士を雇うことを思いつき、レジー・ラブという50代の女性に弁護を依頼する。
レジーによりFBIや検事から守られていたマークだったが、新聞に居場所が載ったことでマフィアに脅され、マークの家族が住んでいるトレーラーハウスも放火されて全焼してしまう。
司法からも、マフィアからも追いつめられたマークは、果たして無事助かることが出来るのか!?
のっけから、衝撃的なシーンで心をつかまれます。
実は私、このジョン・グリシャムの「依頼人」が大好きで、翻訳された本で読んだ後、映画版やドラマでも見ています。
とにかくハラハラ、ドキドキの展開で、レジーの女だてらに男前な弁護士ぶりがスカッとします。
初めてYL4を読んでみましたが、最後まで引きつけられて、何とか読み終えることが出来ました。
レベル:YL3.2
総単語数:11,000
ジャンル:アドベンチャー
オススメ度:★★★★
エミールは街のおばあちゃんの家に一人で遊びに行くことになりましたが、汽車の中で眠ってしまい、気がつくとポケットの中に入れておいたお金が無くなっていました。
向かいにいた男が怪しいとにらんだエミールは、駅で男を見つけ、後をつけていきます。その途中、ひょんなことで知り合った少年たちがエミールに協力してくれ、一緒に男を尾行し、宿泊先のホテルをつきとめて、みんなで張り込みをします。
さて、エミールと少年たちは男を捕まえることができるのでしょうか?
そして男は本当にエミールのお金を盗んだ泥棒なのでしょうか?
まるで少年探偵団のような話で、ワクワクの展開です。
子供たちが大人顔負けで、連絡係をしたり、張り込み係をしたり、
組織的な動きをします。
小さい頃に読んだら、きっと好きなお話になってただろうなぁ。