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やっぱり本は…
NHKの「SONGS」でジュリーと岸部一徳が話をしていたのだけど、
岸部一徳ってば、もう『相棒』の小野田官房長にしか見えなくて、
「官房長が芸能人と話をしている図」に見えて仕方なかっためぐめぐです。

でもジュリーってやっぱカッコいいわぁ。
声も艶があるし、還暦とは思えないです〜。
劣化してない人って、相当努力してらっしゃるんでしょうねぇ。


さて、なんかここのところお掃除が趣味(笑)になっている感がありますが、
色々と部屋の中の不要な物を捨ててみて判ったこと。

やっぱり本だけは捨てられないわ〜。

面白そうなので買ってみたけど、まだ読んでないって本が大量にあるし、
何度も読んで好きな本も沢山あるし。

捨てられないどころか、物を捨てよう気分の今でさえ
本屋さんに出かけて行っては、確実に増やしちゃってるし。


そんな中、最近買ったオススメの本。

清水義範の『早わかり世界の文学』

清水義範の『早わかり世界の文学』
名前は知っているものの、実際に読んだことはない世界の文学作品の内容を判り易く教えてくれる本です。

この人は「ぶっちゃけこうだよ」っていう、ものの本質を見抜くのが本当に上手い作家さんだと思います。

「パスティーシュ(模倣芸術)」っていう小説スタイルを確立されていて、司馬遼太郎風に『猿蟹合戦』を書くなんてこともされています。

簡単に言うと小田和正風の曲とか、ユーミン風の曲ってのをパロディで演奏する方みたいなもの。所謂モノマネ上手っていうんでしょうか。モノマネっていうのは、そもそも観察眼と洞察力が優れていないと出来ないものですよね。

ところで、この人のエッセイに『主な登場人物』っていう、
レイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』の登場人物表だけを見て、
どんな話か想像かつ創作するっていうのがあるのですが、もうこれが大笑い。
(実はこっちの方がオススメかも(笑))

ジュールズ・アムサー…精神科医

「精神科医としか書いていないのは怪しいので、恐らく犯人」
とか

ゾンダボーグ…病院を経営している怪しい医師

「怪しいと書いてあるから、こいつは絶対白に違いない。出版社が犯人をばらすような注釈をつけるはずがない」

とか、もう読みながら相当笑いました。
結局『さらば愛しき女よ』も読まずにいられなくなって、今読んでいる所です。
昔読んだのだけど、結構忘れています。

若い作家さんだと、宮沢章夫さんが清水義範さんと似た感じの作家さんかな。
両者とも目の付け所が面白いのと、人の文体の特徴をつかむのが上手いです。

広瀬正の『マイナス・ゼロ』

さて、最近買ったもう一冊の本。
広瀬正の『マイナス・ゼロ』

これは数年前までは絶版になっていて、
図書館の書庫に眠っていたのを出してもらって
余りの面白さに夢中で読んだのですが、
この度、集英社文庫で復刻されていたので、
目にした瞬間即買いしてしまいました。

1970年に刊行されたタイムトラベル小説で、
日本版『夏への扉』と称される作品です。

私ってば、本当にタイムパラドックス系の話が好きだわあ。

この間『東京少女』っていう、これまたそれ系のDVDを見たのだけど、
主人公の少女(夏帆)がSF作家志望ってことで、
彼女の部屋の本棚に、この『マイナス・ゼロ』が置いてあるのを発見!
思わずニンマリでした。

ちなみにこのDVDも密かにオススメです。
突っ込み所満載(笑)ですが
「ええーーーっ!」となること請け合いです。
megmeg Email 2008/09/27 めぐめぐのオススメ


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